早く起きた朝に

 昨日は仕事のストレスで頭痛に苛まされた。21時に家についてすぐに魘されながら眠りについた。

 気が付くと時計は4時を表示していた。朝の身支度をするのにもかなり早いが、みょうにスッキリした感覚があり二度寝をする気もおきない。腹は減っていたのでコンビニに飯を買いに出かける。

 録画をしていたアメトーク流し、天鳳を打ちつつ飯を食う。

 そうこうしていたら5時30分になった。

潜水

 小木港付近にダイビングができるスポットがある。僕たちはそこで初めてのダイビングを行うことになった。

 僕はダイビングを舐め腐っていた。海と言えども酸素があるんだからヨユーヨユーという態度である。

 簡単なダイビングの説明を受けて、すぐにスーツ・器具の装着をして海に中へ。レギュレーターという器具から酸素を吸引するのだが、これが思うようにいかない。おもったように酸素が吸えず地上でやっても苦しく、この状態で海の中に入ったらと想像するだけで怖くなった。指導者からは異変があったらすぐに伝えるようにと言われたが、日頃から音声のコミュニケーションしかしていない人間がハンドサインやホディランゲージで、しかもそれを海の中でやれと言われても「ほんとにちゃんと伝わるのだろうか?」と不安で恐怖感を増大した。

 海での簡易な練習が終わり、潜水していく。時化の影響で海が少し濁っており、さらに眼鏡を外しているため視界が悪い。レギュレーターでの呼吸にはしだいに慣れてきたが体の自由がきかないことで恐怖感が拭えない。

 水圧と内圧を一定に保たないと頭が痛みだすので耳抜きをする必要がある。ダイビングのための必須技術だが、耳抜きが上手くできない。この状態でさらに潜っていくのは無理だ。痛みが抜けない、体の自由がきかない、周りが暗い。この膨大な海で一人ぼっちになったらと恐怖感が増していき途中でリタイヤした。

 

 ダイビング一見楽しそうだけど、僕には無理でした。

時化

時化(しけ)

 僕たちは直江津港から佐渡島小木港に向かうためフェリーに乗り込んだ。船内放送で現在の海の状態が荒れていることと出発したら席から立たないようにとアナウンスされる。海が荒れているのかとスマホを弄りながら聞き流す。友人が船内販売されているラスクメロンパンを買っていたので一口強請ったが断られた。特にお腹もすいていなかったためすぐに引き下がる。

 フェリーが港をたち荒れた海へ出航した。すぐに体に波の揺れを感じる。スマホの画面を見ていたら酔いそうだと感じてポケットにしまった。隣の友人は目をつむっていた。今度は船が大きく上下に揺れだす。乗客たちから軽いどよめきが起きる。波の揺れが収まる気配はない。断続的に波の揺れが体を伝い、三半規管が狂いだす。そして自律神経が失調した。体から血の気が引いていくのような感覚に陥り、体が痺れだす。呼吸も乱れていく。自分の体が弱りきっているとわかった。

 頭痛程度の船酔いはするだろうと予想はしていたが、それを上回る不調に陥ってしまった。結局3回嘔吐した。周りの乗客もこの揺れで体調不良に陥っており、船内のトイレは洗面器も小便器も大便器も吐しゃ物だらけだった。

 もう船の旅は一生選択肢から外すと誓った日になった。